2018-10-29 【有限要素法】Cole-Hopf変換による1次元Burgers方程式(バーガース方程式)の解析解 数学 有限要素法 Navier-Stokes方程式 偏微分方程式 数値流体力学 数値計算 数理モデル 1次元Burgers方程式の解析解を求めます。『偏微分方程式の数値シミュレーション』のpp.219-220と以下のリンクを参照しています。偏微分方程式の数値シミュレーション作者: 登坂宣好,大西和栄出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 1991/04メディア: 単行本この商品を含むブログを見る ステップ1 まず、とおきこれを代入するとを得ます。この第二項目を書きかえるととなるのでを得ます。とりあえず積分定数を0として で積分してとなります。 ステップ2 次にとおきます。この時点でという変数変換を行ったことになります。これをCole-Hopf変換(コール・ホップ変換)と呼びます。 の偏微分をそれぞれ計算します。これらをステップ1の最後の式に代入します。すなわちと結局、拡散方程式へと変換することができます。拡散方程式はこちらの記事で解説しているフーリエ変換を使う方法によって解くことができます。 この解を用いて1次元Burgers方程式に対する有限要素法(Galerkin法)の精度を調べます。