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【浅水流方程式】ダム崩壊問題におけるDry bedとWet bedの違い 三次元図付き

【浅水流方程式】サイトマップ(ここから関連記事が探せます)


今回は、前に作った浅水流方程式におけるダム崩壊問題(dam break problem)の解析解を計算するコードを用いて、Dry bedの場合とWet bedの場合それぞれの水深の時間変化の三次元図を作りました。

Shock-Capturing Methods for Free-Surface Shallow Flows

Shock-Capturing Methods for Free-Surface Shallow Flows


z軸が水深、x軸(手前に伸びている軸)が空間方向、y軸(右に伸びている軸)が時間方向です。

まず、Dry bedです。Dry bedの場合は膨張波のみが形成されることがわかります。


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Dry bedの水深


次にWet bedです。一方、Wet bedの場合は、膨張波と衝撃波がそれぞれ逆向きに形成されることがわかります。


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Wet bedの水深


Dry bedとWet bedにおけるダム崩壊問題は、このように定性的にまったく異なる解を持っていることがわかります。特に、波の先端の波速も異なります。気を付けて下さい!

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