今回はBoris Berezovskyによる「ショパンの革命」と「ゴドフスキー編曲版革命」です。前半がいわゆる普通の「革命」で、後半が「ゴドフスキーが左手だけで演奏できるように編曲した革命」です。テクニックに圧倒されます。
左手版は何か両手版にはない味わいがありますね。枯れた感じがよりします。西洋の楽器は平均律をもとにした移調可能な音楽体系によって発展した、とは何かものの本で読んだ内容ですが、この両曲を聴き比べると音の高さでやはり感じ方は異なってきます。音の周波数によってエネルギーの違いがあるからでしょうか。