今回の曲は「バッハのチェンバロ協奏曲第1番 BWV 1052」です。演奏はPierre Hantaïです。
チェンバロ皆さん聞きますか?チェンバロは劣化ピアノではありません!香しい音色を持つ優れた楽器なのです!ピアノとは違って音が持続しないという特徴があります。これによって音がしゃきっとして聞こえて、聞いていて心地が良いのです。バッハはこの音が持続しないという特徴を補うために、チェンバロパートにかなりの音符をつめこんでいます。特に第1楽章と第3楽章が顕著ですね。規則的に鳴り続けるチェンバロの音が、まさにバロック、バッハの世界をあらわしているように思えるのです。
参考
演奏に合わせて楽譜が動く。