【ドイツ語】『関口・新ドイツ語大講座 上巻』【3冊目】
関口存男著、『関口・新ドイツ語大講座 上巻』を読み終わりました。ドイツ語の神様「関口存男」の著作です。
- 作者: 関口存男
- 出版社/メーカー: 三修社
- 発売日: 1983
- メディア: ?
- この商品を含むブログを見る
関口存男については、こちらもどうぞ。本来ならばもっときちんと紹介すべきなのですが、それは追々。
『関口・新ドイツ語大講座 上巻』は3巻物の『関口・新ドイツ語大講座』の最初の1巻です。『関口・新ドイツ語大講座』の最も素晴らしい点は、本当のドイツ語初心者を中級、ないしは上級の入り口まで一気に引き上げる点です。こんな素晴らしい語学書を私は他に知りません。もし、ある人がドイツ語を本気で学びたいと言うなら、私は黙ってこの関口存男の3巻本を手渡すでしょう!英語、フランス語、ロシア語でも同じような語学書の登場を切に望みますが、これは天才でなければ書けない類の本なのかもしれません。
『関口・新ドイツ語大講座』の各巻における役割一覧は以下のようになっています。
上巻 ドイツ語の基礎文法を学ぶ(接続法まで)
中巻 短中編の読み物を通して、ドイツ語文の読解及び中級文法を学ぶ
上巻 中巻でカバーしきれなかった上級文法を整理する
上巻は全219ページ、30課でドイツ語初級文法をとてもわかりやすく説明しています。初学者にとってわかりづらい接続法の説明も明快です。この本を2、3周すればドイツ語基礎文法は盤石でしょう。
構成はまず、文法の説明がなされ、そのあとすぐにその文法事項を含む例題を読む、というものです。例題のあとには解説がついています。非常にオーソドックスですが、私はこれが最強だと思います。
- 作者: 関口存男
- 出版社/メーカー: 三修社
- 発売日: 1983
- メディア: ?
- この商品を含むブログを見る
- 作者: 関口存男
- 出版社/メーカー: 三修社
- 発売日: 1983
- メディア: ?
- この商品を含むブログを見る
- 作者: 関口存男
- 出版社/メーカー: 三修社
- 発売日: 1983
- メディア: ?
- この商品を含むブログを見る
どうやら上巻だけは『関口・新ドイツ語の基礎』として組版しなおしたものが出ているようです。私は持っていませんが、見たところ読みやすくなっています。
- 作者: 関口存男,関口一郎
- 出版社/メーカー: 三修社
- 発売日: 2008/09/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 1人 クリック: 12回
- この商品を含むブログ (2件) を見る
さらにインターネットにPDFをアップロードして下さっている方がいます。詳しくはこちらの記事をどうぞ。
mathlang.hatenablog.com