数学とか語学とか楽しいよね

フランス語、ドイツ語、ロシア語、アラビア語、オランダ語、英語、スペイン語、ラテン語とか数学とか数値計算(有限要素法、有限体積法、差分法、格子ボルツマン法、数理最適化、C++コード付き)とか勉強したことをまとめます。右のカテゴリーから興味のある記事を探してください。最近はクラシックの名演も紹介しています。Amazonアソシエイトを使用しています。

【語学学習】英検1級レベルの単語帳(の3分の1)を1週間でほぼ覚える方法!

はじめに

釣りみたいなタイトルにしてしまいました、すいません。今回は、「単語帳一日一周勉強法」と呼ばれる方法を用いたら、英検1級レベルの単語帳の3分の1(未知語396語)が1週間でほぼ覚えられた、という私自身の実験結果です。

単語帳一日一周勉強法とは?

1単語1秒で、単語を見てその日本語での意味がわかるかどうかサクサク確かめてく方法です。具体的な手順としては以下のようにやります。

  1. 自分が知らない未知語に丸をつける。その際自信がない単語には念のため丸をつける。例文がある場合は構文が分かるようにしておく。
  2. 単語帳をある程度の塊に分けて(例えば300語ぐらい)、1日に1回以上回す。朝と寝る前がおすすめ。
  3. 単語帳を回す際は、丸がついている単語だけチェックする。英語を見て即座に日本語が出てくるかチェックしていく(この際は別に何個覚えているかとか数えないほうがよい)。本当に眺める程度でよい。ただ思い出そうとはすること。例文はいちいち見なくてもよい。覚えるのは見出し語だけでよいし(類義語とかは取り合えず覚えなくても良い)、1番目に載っている意味だけ覚えればok。分からなかったら即座に日本語を見る。分からなくても気にせずにどんどん進める。そのうち分かるようになる。頭の中で発音するとよいかも。もちろん声に出してもok。各々の単語に時間をかけすぎないこと。
  4. 単語帳を回す際にこれは完璧に覚えたという単語は丸を消しても良い。しかし、しつこいくらいがちょうどよいので焦って消さないこと。
  5. 時々(1週間に一回ぐらい?)どれぐらい単語を覚えているかチェックしてみる。あまり頻繁にやると効率が落ちる。なので時々チェックするぐらいが丁度よい。また、初期段階でやるとあまり覚えていなくてやる気がなくなるのでやらないこと。
  6. 周回しているとどうしても覚えられない単語が出てくる。そういった単語には特別な印をつけたり、抜き出して他のノートにまとめたり、辞書をひいたり、語源を調べたりして仲良くなること。


必要な周回回数は現在調査中ですが、10周よりは多いと思います。恐らく30周ぐらいではないかな?

結果

覚えたのは『英検1級でる順パス単』の「出る度A」、すなわち700語(全体の3分の1)です。

【音声アプリ対応】英検1級でる順パス単 (旺文社英検書)

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まず未知語を調べたところ、396語でした。1週間毎朝30分程度で1周ずつしました。その際とにかくわからない場合はすぐに訳を見ていました。1週間後にどれぐらい単語を覚えているか、すなわち英単語を見てすぐにその日本語訳が言えるかどうか試したところ、わからなかった単語は26語でした。つまり、1週間で396語の約93%の単語を覚えることができたのです!これはロシア語で実験したときとほぼ同じ数字です。なので、妥当な数字だと考えられます。

特筆すべきは、この方法であれば、ロシア語や英検1級単語のように、普段見慣れていないものでも覚えられる点です.

おわりに

「単語帳一日一周勉強法」と呼ばれる方法を用いて、『英検1級でる順パス単』の3分の1を1週間でほぼ覚えられました。今後は、周回を継続しつつ残りの3分の2も暗記していきます。最終的なゴールとしては、30,000語でしょう。頑張っていきます!最後に、この「単語帳一日一周勉強法」は極限まで必要な労力を削減した方法であることを皆さんに知って頂きたいです。以下の記事にその理由を書いておきました。是非ご覧ください。


なぜ単語帳一日一周勉強法が続けられるか考えました。

このブログでの初出です。