前から特性曲線有限要素法に興味があったのですが、なんだか難しいそうと敬遠していました。しかし、勉強してみるとそんなに難しいものではない、ということがわかりました。まとめると
特性曲線有限要素法=特性曲線法+有限要素法です。そのままと言われればそうなんです。特性曲線法によって物質微分項を離散化し、その後重みをかけて積分し、いつもの有限要素法の話に持っていくだけ、です。これによって、時間項に対して差分法を使わないで済むようです(他にSpace-Time有限要素法もあります)。特徴としては、移流が卓越する問題に対する頑強性が挙げられます。手始めに1次元で作ってみたいですね。