【語学学習】英語の次にどの外国語を勉強すべきか?
この記事は世界中の言語をなるべくたくさん勉強したい人向けの記事です。私はなるべくたくさんの本を読みたいと思い、外国語の勉強を続けています。
大まかな順番を図にするとこんな感じです。
まずは英語をしっかりと固めましょう。本が読める程度には理解しておきたいところです。英語の教材を用いて外国語を勉強する必要も時にはあるのでがっちりやりましょう。英語には優れた教材がたくさんあり、独学で上級まで辿り着くことが可能です。上級の教材としては例えば「英文解釈教室」などがあります。とにかくたくさん読むしかありません。
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英語の次に取り組む外国語としては、ドイツ語かフランス語がおすすめです。なぜなら、他の言語には優れた辞書・参考書が少ないからです(特に中級以上)。たとえイタリア語やロシア語などの「それなりにメジャーな外国語」であっても、辞書・参考書の充実度では英独仏にまったく敵いません。ドイツ語には関口存男の『新ドイツ語大講座上・中・下』があります。フランス語には『高等仏文和訳演習』などがあります。
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ドイツ語からは、オランダ語、デンマーク語、スウェーデン語、アイスランド語などのゲルマン諸語にアクセスしやすいです。オランダ語やデンマーク語などは、ドイツ語がわかっていると面白いくらいスムーズに学習が進みます。一方フランス語からは、イタリア語、スペイン語、などのラテン語系の言語にアクセスしやすいです。もちろんラテン語も含みます。活用の具合が互いに似ていて比較すると面白いです。ただ、ラテン語はイタリア語をやったあとに勉強したほうが理解がスムーズかもしれません。
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次はロシア語でしょうか。ロシア語にもぎりぎり上級に辿り着けるだけの教材があると思います(まだ学習中なので偉いことは言えませんが…)。ロシア語から、ポーランド語、チェコ語、ウクライナ語などのスラブ語系の言語にアクセスしやすいです。というよりもむしろ、ロシア語既習でないとポーランド語、チェコ語、ウクライナ語を学習するのは無理ではないか、という極論を唱えたいと思います。本屋を見ているとわかるのですが、ロシア語以外のスラブ語の教材の充実度は目を覆うばかりの惨状です。教材が比較的揃っているロシア語から入るべきではないでしょうか(あくまでなるべくたくさんの本を読むという立場からです)。
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アラビア語、ラテン語、古典ギリシア語には語学の経験値をためてから取り組むべきでしょう。相当時間がかかります。この中ではラテン語が一番とっつきやすい気がします。
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中国語と朝鮮語はいつやっても大丈夫ではないでしょうか。
日本語が読めるというのは凄まじいアドバンテージですね。私が欧米人だったら、猛勉強して日本語だけは読めるようにします。英語と日本語でかなりの本をカバーできます。
これで世界中のかなりの本が読めるでしょう。