【語学学習】Wikipediaを使った中・上級者向けの英語学習法
中・上級者にとって一番大事なことはどんどん原文を読み進めていくことと単語をどんどん覚えることです。ただ単語を覚えるといっても無味乾燥な例文で単語を覚えるのが苦手な方も多いと思います。さらに、中級のうちは英語ならば単語集もありますが、上級になってくるとちょうどよい単語集というのは見当たらなくなってきます。そこで原文(例えばWikipedia英語版の自分の興味のある記事)を読みつつ、出てくる未知語を暗記していくと、非常に効率よく学習を進められます。未知語の暗記にはスマホアプリのAnkiを使います。
http://mathlang.hatenablog.com/entry/2017/09/18/202602
では早速やり方を解説していきます。例えばWikipedia英語版の森鴎外のページを読んでいて知らない単語"acrimonious"が
He divorced her the following year under acrimonious circumstances that irreparably ended his friendship with Nishi.
このように出てきたとします。まずは、Weblioで未知語の意味を調べます。次に未知語と用例、そしてその意味を以下の写真のようにAnkiに打ち込みます。用例はWeblioのものを使ってもよいですし、私は記憶残りやすさから実際の読んでいた文章を用例として使っています。私も毎日この方法でわからない単語、熟語をどんどんAnkiに放り込んでいきます。ノートを使って暗記していたころは、未知語が出てきてもどうせ覚えきれないだろうと考えてやる気がなくなっていましたが、今はAnkiに放り込みさえすればいつか覚えられるので英文をどんどん読み進めることができます!
Wikipediaだけでなく、TimeやBBC Newsを読むのもおすすめです。なかなか高級な語彙が出てきて楽しいです。
ちなみにAnkiで復習する際、私はどうしても単語だけでは思い出せない時だけ用例を読むことにしています。こうすることにより、スピーディな復習ができます。
さらに、この方法は英語などと違って、ちゃんとした単語集のないようなマイナー言語を勉強するのにも適しています。Wikipediaならだいたいのマイナー言語をカバーしています。