ラテン語
はじめに オッカムの剃刀とは、「ある事柄を説明するためには、必要以上に多くを仮定するべきでない」とする指針、のことです。オッカム自身は「必要が無いなら多くのものを定立してはならない。少数の論理でよい場合は多数の論理を定立してはならない。」と…
読んでいてわからなくても、どんどん読んでいきましょう。そのうちわかります。以下引用です。ライプニッツが12歳で教師も辞書もなしにリウィウスが書いた『ローマ建国史』を、分かるところだけ拾い読みするのを繰り返し、ラテン語が読めるようになった少…
旧約聖書より「ソドムとゴモラ」の部分です。口語訳日本語、文語訳日本語、英語、フランス語、ドイツ語、ラテン語版を並べました。聖書は各国語訳が揃っているかつ手に入りやすいことから、語学学習には打ってつけの教材です。しかも特に旧約聖書はダイナミ…
この記事は世界中の言語をなるべくたくさん勉強したい人向けの記事です。私はなるべくたくさんの本を読みたいと思い、外国語の勉強を続けています。大まかな順番を図にするとこんな感じです。英語↓ドイツ語またはフランス語↓ロシア語↓アラビア語、ラテン語、…
どうも昔から"mundane"と"mandate"がごちゃごちゃになります。"mundane"は「平凡な、世俗的な」という意味で、"mandate"は「権限、命令」という意味でまったく違うのですが覚えられませんでした。しかし、石井米雄著『語源の楽しみ』を読んでいる最中に、"mu…
今回は英語の単語、"behest"、「命令、要望」です。 例文としては"I only made the change at the author's behest."(私は著者の要望があった場合のみ変更を加えました。)があります。 何かを読んでいて"behest"を見つけたのですが、とっかかりが無くその…
今回は英語の単語、"dilapidate"、「荒廃させる」です。 Good Will Hunting(グッド・ウィル・ハンティング)のドイツ語版Wikipediaを読んでいて見かけた文章、"Der 20-jährige Will Hunting bewohnt in einer heruntergekommenen Gegend in South Boston ei…
石川光庸著『匙はウサギの耳なりき―ドイツ語源学への招待』を読み終わりました。総ページは171です。匙はウサギの耳なりき―ドイツ語源学への招待作者: 石川光庸出版社/メーカー: 白水社発売日: 1993/09メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 10回この商品を含…
今回は"woe"「悲哀、苦悩」という意味の英語の単語です。 "she took Rapunzel and put her in a waste and desert place, where she lived in great woe and misery."(彼女(魔女)はRapunzel(ラプンツェル)を連れていき、荒れた不毛の地へ置いて行ってし…
ラテン語の勉強で使えそうな読本を見つけました。本の後半にあります。 やはり読本はあればあるほどよいです。 前田越嶺著、『羅甸語初歩独修』 羅甸語初歩独修 - 国立国会図書館デジタルコレクション島田耕一編、『羅甸語処方文例 : 附・羅甸文法通解』 羅…
今回は日本人の書いた漢文「日本漢文」を紹介、解説しているサイト「日本漢文の世界」のリンクです。このようなサイトはなかなか無いです。前回ラテン語の話で出てきましたが、ルネサンス以降のラテン語著作はたくさんあるのに十分に研究されていないそうで…
"Latein als Wissenschaftssprache der Neuzeit" Aus der Zeit vom Beginn der Renaissance im 14. Jahrhundert bis zur Gegenwart sind erheblich mehr lateinische Schriften überliefert als aus Antike und Mittelalter zusammen. Dennoch sind viele Te…
河島思朗著『基本から学ぶラテン語』を読み終わりました。情報が詰め込まれすぎていない、活用表のレイアウトが非常に見やすい、例文が長すぎず複雑すぎない、初級の文法はきちんと押さえてある、という素晴らしい本でした。ラテン語をはじめようと思ってい…