数学とか語学とか楽しいよね

フランス語、ドイツ語、ロシア語、アラビア語、オランダ語、英語、スペイン語、ラテン語とか数学とか数値計算(有限要素法、有限体積法、差分法、格子ボルツマン法、数理最適化、C++コード付き)とか勉強したことをまとめます。右のカテゴリーから興味のある記事を探してください。最近はクラシックの名演も紹介しています。noteにも書いています。https://note.mu/kumag_min

【ドイツ語】『文法復習やさしい独文解釈』【13冊目】

はじめに

有田潤 著『文法復習やさしい独文解釈』を読んだので、その紹介をしようと思います。初級と中級をつなぐ名著でした。

文法復習やさしい独文解釈

文法復習やさしい独文解釈

どんな本?

初級文法は学んだけれど、まだドイツ語の本は読めなくて次に何を勉強しようかと考えている人が読むべきドイツ語読解の参考書です。もっと詳しく言うと、「初級文法を一度学んだけれども、もう一度初級文法をやるのは面白くないし、かといって本を読むには単語や熟語の力が足りない人が中級へと到達すること」を想定したドイツ語読解の参考書です。取り上げられている題材は、芸術、地理、経済、歴史、情景描写など様々で、将来ドイツ語で本を読む時に役に立ちます。ページ数は188ページでコンパクトです。この本を読み切ると、中級ドイツ語の参考書が使えるようになります。例えば『独文解釈の研究』や『独文解釈の秘訣』などが読めるようになります。これらは「独学で大学教師よりドイツ語ができるようになる方法」でもおすすめされているドイツ語解釈の参考書です。是非読みましょう。私もまだ途中ですが…

独文解釈の研究

独文解釈の研究

独文解釈の秘訣―大学入試問題の徹底的研究 (1)

独文解釈の秘訣―大学入試問題の徹底的研究 (1)

独文解釈の秘訣―大学入試問題の徹底的研究 (2)

独文解釈の秘訣―大学入試問題の徹底的研究 (2)


構成は?

『独文解釈の研究』と非常に似ており、50課から構成されています。各課は、まず題材の文章(数百語程度の長さ)、単語・熟語の意味、構文・文法の解説、全訳、そして最後に作文となっています。各課ごとに注目する文法事項が示されていて重点的に解説してくれます。私はこの古き良き構成が大好きですし、読解力をつけるうえで一番効率的だと信じています。後ろにいくほど文章が難しくなっていきますが、難しくなりすぎることはありません。作文に関しては、私はもちろん答えのほうを見て読解として活用しています。

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良い点

  • 単語・熟語を大量に覚えることができる

かなり丁寧な語釈がついているので辞書をひく手間が減らせます。

  • ドイツ語らしい構文に慣れることができる

まさにドイツ語らしい構文(関係代名詞や指示代名詞でどんどんつなぐ、接続詞を省略)のオンパレードで力がつきます。


  • 構文・文法の説明が丁寧

初級文法もしっかり復習できます。

  • 様々なタイプの文章が収録されている

ハイネ、モーツァルトベートーヴェンなどの芸術の話や、地理、経済、歴史、情景描写などが収録されており、将来ドイツ語で本を読む時に役に立ちます。もちろんそれぞれの話自体も興味深いです。

悪い点

悪い点は無いです!これは素晴らしい本ですね。

おわりに

実は著者の有田潤氏は『初級ラテン語入門』の著者でもあるのです!これはびっくりですね。ラテン語を研究するためにはドイツ語、フランス語は必須ということでしょうか。私も見習いたい限りです。

初級ラテン語入門

初級ラテン語入門

これでしっかり通して読み終わったので、一日一周の復習ができるようになりました。文章だけ読むと通しで1時間弱ですね。30回ぐらい読みたいです。