数学とか語学とか楽しいよね

フランス語、ドイツ語、ロシア語、アラビア語、オランダ語、英語、スペイン語、ラテン語とか数学とか数値計算(有限要素法、有限体積法、差分法、格子ボルツマン法、数理最適化、C++コード付き)とか勉強したことをまとめます。右のカテゴリーから興味のある記事を探してください。最近はクラシックの名演も紹介しています。Amazonアソシエイトを使用しています。

【オランダ語】オランダ語始めました!!!

オランダ語始めました!!!!!前から勉強したかったのです。実は前ちょっと勉強したことがあったのですが、そのときはニューエクスプレスを読んだだけで終わってしまいました。

ニューエクスプレスオランダ語

ニューエクスプレスオランダ語


今度はWikipediaを辞書をひきひき読める所までもっていこうと思い、もっと文法を固めることにしました。まず読んだのは『オランダ語の基礎―文法と練習』です。

オランダ語の基礎―文法と練習

オランダ語の基礎―文法と練習

オランダ語はきちんとした本が少ないのですが、この本はきちんと文法を解説してくれており好感が持てます。20課から構成されています。結局3日で読み終わりました。

基礎文法をさらに固めようと思い、最近出たばかりの下宮忠雄著『オランダ語入門』を読むことにしました。

オランダ語入門

オランダ語入門


この本はゲルマン語の権威、下宮忠雄が書いた本で、ドイツ語、フランス語、ラテン語などなど各種の言語との比較や語源的なつながりが所々書いてあり非常にためになりました。前半の20課で文法を学びます。後半は17の読本から構成されています。文法は少し簡素すぎて本当の初心者にはしんどいと思います。私はドイツ語が既習でしたし、『オランダ語の基礎―文法と練習』を読んだ後だったので問題ありませんでした。読本は長崎、オランダの歴史、人物、地理、伝説、民話、童謡など多岐に渡り、知的好奇心が満たされること請け合いです。さらにこの本すごいのが詳細なオランダ語・日本語の語彙がついています(簡素な日本語・オランダ語の語彙もあり)。ここに、用例やら語源やらが詰め込んであり、これを読むためだけに『オランダ語入門』を買う価値があります。結局語彙集も含めて3日で読みました。

そのあとは『オランダ語のしくみ』を軽く読みました。

オランダ語のしくみ《新版》 (言葉のしくみ)

オランダ語のしくみ《新版》 (言葉のしくみ)


そして今は清水誠著『現代オランダ語入門』と『中級オランダ語―表現と練習』を並行して読み進めています。

現代オランダ語入門

現代オランダ語入門

中級オランダ語 表現と練習《CD付》

中級オランダ語 表現と練習《CD付》


後者は『オランダ語の基礎―文法と練習』の続編です。これを読み終わればもうWikipediaが十分に読めるのではないかとふんでいます。

辞書はもちろん唯一の選択肢、『講談社オランダ語辞典』を使っています。ただ、ドイツ語ともかなり似ているので、大体Wiktionaryを使えばオランダ語単語の意味はとれます。

講談社オランダ語辞典 (KS専門書)

講談社オランダ語辞典 (KS専門書)


単語帳としては『ニューエクスプレス オランダ語単語集』と"A Frequency Dictionary of Dutch: Core Vocabulary for Learners"が手元にあります。

ニューエクスプレス オランダ語単語集 (ニューエクスプレス単語集)

ニューエクスプレス オランダ語単語集 (ニューエクスプレス単語集)

A Frequency Dictionary of Dutch (Routledge Frequency Dictionaries)

A Frequency Dictionary of Dutch (Routledge Frequency Dictionaries)


ぱっと見たところ『ニューエクスプレス オランダ語単語集』は用例が載っていない単語が多いことが不満です。一方"A Frequency Dictionary of Dutch"は単語が頻度順で5,000も載っており、さらに各単語に用例がついています。ひとつ不満があるとすれば、用例に英訳がついていないことでしょうか。"A Frequency Dictionary of Dutch"のほうを中心に学習を進めていくことにしましょう。

今後個別記事において、各本の紹介を書いていこうと思います。オランダ語の教科書、参考書を探している皆さんに参考になるようなものを書きたいものです。あと、ブログ上で「オランダ語を読むための講座」も執筆したいです!乞うご期待!